自動車のバッテリーを交換する際のケーブルの取り外しや接続の順番と注意点をまとめています。誤った手順で取り外したり、接続すると思わぬ危険や事故を起こす場合がありますので、交換の際は、注意して作業してください。
バッテリーの交換作業に取り掛かる前に、バッテリーの規格サイズが適合するものか?確認しましょう。バッテリー本体は、見た目よりも重量があり、載せ替えの作業は、労力のいる作業です。取り外し後にやり直しは避けたいものです。また、必要工具は、時前に準備しておきましょう。
交換作業に取り掛かる前に必要な工具などを揃えましょう。交換作業には、バッテリーのターミナル端子やバッテリーを固定している金具を取り外すためのスパナやドライバーなどが必要になります。車種によって、異なりますが必要なものを予め揃えておきます。スパナは、メガネタイプやボックスタイプではなく片口タイプをお勧めします(万が一、スパークさせてしまっても瞬時に離すことが可能です)。その他、作業時に手を保護するための手袋(滑りにくいもの)、錆止め用のグリース、乾いたウエス(バッテリー周囲の清掃や外したケーブルの絶縁等に使用します。)など。
1.マイナスケーブルの取り外し
エンジンが停止していることを確認しマイナス側のケーブルから取り外します。
2.プラスケーブルの取り外し
マイナスケーブルを外した後、プラス側ケーブルを取り外します。
3.バッテリー本体の載せ替え
2本のケーブルを外したら、バッテリー本体を固定している金具等を取り外し、バッテリー本体を載せ替えます。
4.プラスケーブルの接続
バッテリー本体を固定金具などでしっかりと固定したら、プラス側ケーブルから接続します。
5.マイナス側ケーブルの接続
プラス側ケーブルをしっかりと接続した後、マイナス側ケーブルを接続し作業は、完了です。緩めたボルト、ナット類の締め忘れがないか確認しましょう。